2017/12/26

吸水性はどうなの?フェイスタオルの特徴まとめ

ラブラボタオル編集部

タオルには、バスタオルやマフラータオルなどたくさんの種類がありますが、主に顔や手を拭くタオルとして使用されているタオルがフェイスタオルです。フェイスタオルは作られている素材や生地によって、さまざまな違いがあります。日常の生活の中で頻繁に使用されているフェイスタオルは、どんな特徴を持っているのでしょうか。

フェイスタオルの素材と生地

フェイスタオルに使用される素材は、天然繊維と化学繊維のものに分けられます。一般的にフェイスタオルに多く使用されている繊維は天然繊維です。天然繊維は、綿や麻、毛や絹など自然素材が原料の繊維を指します。タオルの種類は、まず素材によって分類されるのです。また、綿や麻など植物から採れる素材は植物繊維、毛や絹など動物から採れる繊維は動物繊維と呼ばれています。天然繊維の中でも、最もフェイスタオルの原料として多く使用されている素材は綿です。綿には清廉して漂白を行うことで、吸収性が強くなるという特徴があります。さらに、速乾性も優れているため、タオルの他に衣服の原料としても使用されているのです。麻は、独特の性質を持っています。使い込むことによって柔らかさを持った風合いや優しい色合いに変化していくのです。一方、動物繊維の場合、素材の大量収穫は難しく貴重であるため、動物繊維を使用したタオルは高級品として扱われてきました。毛を使用したフェイスタオルの場合、染色に深みが出てきれいな色合いになったり、シワになりにくかったりするメリットがあります。絹を使用したフェイスタオルは肌ざわりがとても滑らかで美しく、高級感を与えるため贈り物としても適切です。

肌ざわりにも大きな関係が

フェイスタオルは生地に使用される素材の他に、繊維の織り方や加工の方法によっても肌ざわりの違いが生まれます。生地の種類には名前がつけられており、それぞれ特徴があるのです。一般的によく見かけるフェイスタオルの生地は、パイル地・シャーリング地・ガーゼ地の3種類に分かれています。最もフェイスタオルに使用されている生地がパイル地です。パイル地は、表面にループ(輪っか)ができるように織られています。ループには力を跳ね返す特徴があるため、パイル地を使用したフェイスタオルにはふわふわとした弾力性が強く現れるのが特徴です。シャーリング地は、パイル地をもとに作られており、ループの先をカットして均一になるように加工がされています。表面が滑らかに加工されるためツヤがあり、すべすべとした肌ざわりです。)毛の長さが短いためプリントしやすく、細かなデザインのタオルに適している特徴を持っています。肌に優しい性質を持っている生地がガーゼ地です。ガーゼは、綿の糸を粗く単純に織ることによって作られています。非常に軽く、柔らかい肌ざわりのため、赤ちゃん用のタオルや衣服などにも使われているのが特徴です。フェイスタオルの種類の違いは、さまざまな素材から繊維を作り、折り方や加工の方法を工夫することによって生まれています。

フェイスタオルの吸水性は?

一般的にフェイスタオルの吸水性は高い傾向ですが、肌に触れる面積が広い構造を持つパイル地などの生地は特に吸収性が高いとされています。しかし、フェイスタオルは誤った洗濯方法を続けていると、生地が傷んで劣化し、吸水性も落ちてしまうのです。劣化が早く始まるのを防ぐためにも、フェイスタオルを洗濯する際にはいくつか注意が必要になります。柔軟剤は、タオルにふわふわとした肌ざわりを持たせる効果がある一方、吸水性が落ちてしまうという欠点があるのです。また、蛍光剤や漂白剤も生地を傷めることにつながります。フェイスタオルを洗濯する際は、柔軟剤などの使用をできるだけ控えることが大切です。タオルを干す際にもしっかりとシワを伸ばしてよく振ると、繊維の間に空気が取り込まれて柔らかくなります。適切な方法で洗濯を行い、お気に入りのフェイスタオルを長く使用できるようにしましょう。

オリジナルデザインでさらにお気に入りのタオルに

フェイスタオルは肌ざわりも良く、吸水性に優れているためとても便利なタオルです。市販されているタオルを使用するのもいいですが、オリジナルのデザインはメッセージ性が強く、個性の表現がしやすくなります。チームや団体でオリジナルデザインのタオルを作る個人も増加しているのです。仲間同士で同じデザインのフェイスタオルを作成し使用することで、絆や結束が強まるとして人気が高まっています。また、ノベルティグッズやイベントグッズ、記念日の贈り物としてもオリジナルデザインのタオルは喜ばれる傾向です。思い出作りや記念のグッズには、使いやすくて人気があるオリジナルデザインのフェイスタオルがおすすめといえます。

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