2017/10/10

オリジナルタオルの全面プリントとは?プリント方法を紹介

ラブラボタオル編集部

記念日やイベントの際に、オリジナルタオルを作りたいと思う人も多いのではないでしょうか。オリジナルの絵柄やロゴの入ったタオルなら、ビジネスからプライベートまでいろいろなシーンで活用できます。しかし初めて作るときはどんなプリント方法があるのかなど、わからないこともあるでしょう。そこで今回は、オリジナルタオルの中でも注目度の高い全面プリントを中心に、その制作方法やポイントまで幅広く紹介していきます。

全面プリントと両面プリントは違う!

広がりのあるデザインをタオルの隅々までプリントするなら、「全面プリント」が適しています。自由度の高いデザイン設計が可能なので文字や絵柄の迫力を出しやすく、ダイナミックなオリジナルタオルが作れるでしょう。よく似た制作方法に「両面プリント」がありますが、こちらは表面と裏面の両方に印刷することなので間違えないように注意しましょう。全面プリントのメリットを十分に生かしたタオル制作は、まず生地のベースカラー選びからはじめます。爽やかな印象を演出したいなら白や黄色などの明るい色がおすすめです。重厚感や力強さを求めるのであれば黒や茶色といった深い色を選ぶと良いでしょう。イメージに合ったベースカラーを選ぶことで、絵やロゴがさらに際立ち、全面プリントの特長を生かしたオリジナルタオルが制作できるでしょう。

デザインが引き立つ枠有プリント

オリジナルタオルを作る際には、枠有プリントもおすすめです。枠有プリントは元のタオル地をそのまま生かし、その上にデザインやロゴをプリントするため、描かれた文字などを印象深く浮き上がらせることができます。また、コストパフォーマンスに優れ、ほかのプリント方法とくらべて制作日数も短くなるので、予算が決まっている場合や急なイベントのときにも便利です。
開放的なデザインを得意とする全面プリントとは違い、枠有プリントは収まりのいい安定感のある印象に仕上げるのが特長です。
このように用途や目的に合わせてプリント方法を変えることで、デザイン性はもちろん、納期やコストの面でも満足度の高いオリジナルタオル制作が可能になるでしょう。なかでもシンプルな制作方法である枠有デザインなら、ちょっとした記念日やイベントなどでも気軽にオリジナルタオルを作ることができます。

インクジェットプリントも全面が可能

インクジェットプリントは、タオル生地に直接インクを吹き付ける印刷方法なので版下と呼ばれる制作工程が必要なくそのぶん費用も安くなります。さらにインクジェットプリントなら少ない枚数からでも対応しているので、希望枚数が少なくてもオーダーすることができます。全面プリントにすることも可能でダイナミックなデザインが得意でありながら、色数の多い写真やグラデーションのある柄などの複雑なデザインを、忠実に表現することにも長けています。イベントでの集合写真や風景など、細かなイメージを表現するならインクジェットプリントがおすすめです。制作段階で不要なインクを洗い流すなどの加工処理がされるので、色落ちの心配もありません。

全面プリントのオリジナルタオルを作るときに知っておきたいポイント

より印象的なオリジナルタオルが作れる全面プリントですが、知っておきたいポイントもチェックしておきましょう。特に注意したいのが顔料のにじみで、これはタオル生地を印刷する際に、顔料インクが生地の端に多く含まれてしまうことで周辺との濃さに違いができてしまうために起こる現象で、生地の端や角に発生することがあります。また、デザインがタオル生地の縁に掛かる場合にもにじみが発生することがあるので、端から2センチほど余裕をもたせたデザインにするなどの対策が必要でしょう。また、デザイン性の高さが魅力のオリジナルタオルですが、あまりにもデザインが細かすぎると線が潰れてしまうこともありますので、なるべくハッキリとした分かりやすい図案がおすすめです。
オリジナルタオルの制作は、企業からの大量発注が一般的だと思われがちですが、家族や友人など個人でも作ることができます。ただし注文するときは最低注文枚数が設定されている場合もあるので、予定枚数が何枚になるのか事前に確認しておくことが重要です。枚数や時期によっては納期日数が変わることもあるので、注文は余裕を持って早めに行うようにしましょう。

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